XPS13のSSD換装+LANカード交換
前回、Inspiron3000のグレードアップを実施したが、ついでに自分が利用するパソコンXPS13のグレードアップも実施した。それについてのメモである。
スペック調査
項目 | 型式 | 備考 |
本体 | XPS13 9360 | |
CPU | i5-8250U | 1.6GHz 4コア8スレッド |
メモリ | オンボード | 8GB 1867MHz |
ストレージ | PM961 MZ-VLW256A | 256GB NVMe SSD |
LANカード | Killer1535 QCNFA364A | 802.11ac/a/b/g/n Bluetooth4.1 |
検証
PCIe3のSSD搭載モデルとして、十分な速度が出ていると言える。より速く容量の大きいSSDに変更してどうなるか試したい。
LANカードは最近話題のWi-Fi6に対応していないため、対応したものに変更したい。
分解してみると、SSD搭載は1つのみ。メモリはオンボードであり交換不可能である。LANカードは交換できる。
用意したもの
項目 | 要件 | 用意した部品 |
ストレージ | 512GB以上 PCIe3以上 | W.D Blue SN570 WD500G3B0C(PCIe3x4 M.2) |
LANカード | Wi-Fi6以上搭載 | AX210 |
ストレージはできればPCIe4を使用したかったが、マザーボードが対応していない。対応してなくても互換性はあり最高速度がでるらしいが、コストと相談して今回は見送った。
LANカードはWi-Fi6搭載のAX200と次世代規格のWi-Fi6E搭載のAX210があった。Wi-Fi6Eは現在の日本では電波法により使えないし、無線ルータも対応していないのでオーバースペックになるが、値段が同じだったことからAX210を選定した。
〇参考URL
作業
SSDはまずクローンをする必要がある。クローンソフトとして定番だった無料ソフトが軒並み有料化してしまい無料で利用できるものが少なくなっていた。各SSDメーカーが出しているクローンソフトが安定していそうだった。今回はWDのSSDだったので、Acronicを利用した。特に難しいことはなかった。クローンを実施して、換装して起動したところ、何の問題もなく起動した。
LANカードは交換するだけではあるが、交換直後はドライバが入っていないため、有線LANで接続してインターネットからドライバをインストール必要がある。
〇参考URL
結果
SSD換装の効果
ベンチマーク比較の結果、ほぼ変化なし・・・マザーボードの限界か。
LANカード換装の効果
こちらは明確に差がでた。試しに4.35 GB (4,681,498,624 バイト)のファイルをNASにコピーする速度を測定すると、換装前は5:25:63に対し、改造後は3:43:27まで向上した。最近NASの運用が増えているのでありがたい変化である。
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