Ninja250にドライブレコーダとD-UNITを取り付ける
昨今のライダーには必須であるドライブレコーダ。買ったばかりのNinja250に取り付けてみた。
取り付ける部品
ドライブレコーダはVSYSTOというメーカーのものを購入した。Amazonプライムのセールで5000円も値引していたためつい購入してしまった。しっかりしたものが希望の方は、国産のものを推奨する。
ドラレコの電源容量が足りないことを想定して、D-UNITも購入したがこのドラレコはバッテリーから電源を取りACCに連動してON/OFFできるようになっていたため不要だった。今後グリップヒータなど取り付けたいと考えているので、一緒に導入する。
今回買ったドラレコ
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D-UNIT
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インストール計画
ドラレコの現物を見た結果、配線長さは十分であったので、下図の位置にそれぞれの部品を配置することにした。モニタの盗難が心配ではあるがコネクタで外せるようになっていたので、見えるところに付けて使わないときは家に持って入ることにする。
リアのカウルを外す
Ninja250はフルカウルのスポーツツアラータイプのバイクである。配線をやるためにはカウルの取り外しから必要である。
バッテリーやヒューズなどがシート下にある。このシートを外すためにもカウルを外す必要がある。まず下図の赤色のところのねじを六角レンチで外す。1本外すだけで外せるが、カウルに一体物となっているクリップでハマっているので割れないように注意すること。特に一番左の端の細くなっているところの裏のクリップが割れやすいようで、納車されたときにすでに割れていた。中古だから仕方がない。
シート下のカウルを外すと、下図のようにねじがみえるので、これも六角レンチで外す。サイズが違うので注意する。反対側も外せばシートが外せる。シートは若干タンク側にスライドさせると外れるようになっている。
シートとタンデムシートを外した状態が下図である。次に左側4か所のクリップと右側2か所のねじを外す。クリップは裏側に指が届くのでちょっと押してやれば外しやすかった。これらを外せば、カウルが外せる。ここでも一体物のクリップが隠れているので割らないように注意する。
下図がリアカウルが全部外れた状態である。これだけ外せばとりあえずバッテリー回りの伝送系がいじれる。
下図のねじを外す。左側のプラスねじがバッテリーにアクセスするねじ。右側の板金の下にカプラーが隠れている。
余談だが、右側にあるこの部品はリレーである。ウィンカーをLEDにしたいので後々はICリレーにしたい。
バッテリーは樹脂カバーの下に隠れている。樹脂カバーにカプラと配線があるのでちょっとめくりにくい。
ACC電源を確保する
今回ACC電源を下図のカプラから取ろうと思う。テスターにて黒いカプラの赤い線にACCオンで電気が来ることを確認した。何の配線かはわからなかった。隣の白いカプラーは3極でポジションランプの配線だった。
カプラーは下図のものを利用する。エーモン製のカプラー2極というもの。
適当な配線にカプラー端子を圧着する。雄雌注意。
端子をカプラーに挿すときに、向きを間違えないこと。一回間違えると外すのが大変。
ここまでやったところで、念のためバッテリーのマイナス端子を外しておく。
フロントのカウルを外す
次は前側のカウルを外してハンドルに配線をできるようにする。
とりあえず見えるねじを外す。種類がバラバラだ。
ここにもねじがあるので注意。上側のカーボン調のカウルは2点外せば外せた。
とりあえず大きいカウルを浮かせられれば配線はできるのだが、下図のねじを外してアンダーカウルをめくると、見えるねじを外さないと浮かせにくかったので外した。
カーボン調のカウルを外すと、六角ねじが見えるのでこれも外す。
ここまで外せば、配線できるルートを確保できる。
全体はこんな感じである。写真はもう配線をやり始めてしまっているが。。
配線をする
素人考えで、とりあえず配線できればいい。エンジンの熱がすごそうだけど、既設の配線付近を通しておけばOKかな。
バッテリープラスに直接赤い配線をする。ドラレコ用とD-UNIT用。赤いゴムカバーができなくなるのでY端をできるだけ外側にして無理矢理下にまげて入るようにした。アースはフレームに直結されているねじがあるところなら基本どこでもいい。間違ってもバッテリーのマイナスにつけないように(感電のリスクあり)。
GPSユニットはタンデムシート下の収納BOXの天板に貼り付けた。
ドラレコの電源ユニットはここに配置。シートしたに入れるとD-UNITが入らなくなったため。
カプラ上の板金を元に戻して整理したところ、こんな感じになった。やっぱり狭いね。
フロントカメラとリアカメラはこの位置。ほとんどすべてのカウルが局面になっていてカッコいいのだが、粘着テープで貼り付ける場合はフラットなところを探すのが大変である。リアの方はくっつかなかったので結束バンドで無理矢理固定した。
まとめ
とりあえず付けたという感じである。作業時間は朝7:30~11:00までの3時間半かかった。
プロに依頼すると10,000円以上かかるので良しとする。
粘着テープでの固定がメインであるため剥がれてこないか心配である。ねじ止め用穴は開いているけどねじは付属されていないし、そもそも穴をあけたくないし。
それぞれの部品は防水規格が明記されているが、配線のコネクタ部分がどうなっているのか心配である。カメラを外して家に入るならそこの防水対策をしておかないと壊れそう。
SDカードに記録するものなのにSDカードが付属していないのはちょっと。
安かったのでOK。
以上。
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